6月7日と9日に通訳同行させて頂きました、この度は空き家問題について!住宅再生事業を担当されてる韓国政府の方が大阪と京都にお話を聞きに来られました♫
9日に来たのは京都市にあるひと まち 交流館 京都です。
京都のことについて色々と知れてとても勉強になりました!
応仁の乱で街のほとんどが燃えて無くなってしまった時、街の再生に力を入れたのは国ではなく町民たちだったそうです〜
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外部からの侵入を防ぐために大通りにぎっしりと敷き詰められたお店や家!
ボランティアの案内の方がとても丁寧に教えてくださいます
応仁の乱でズダズダになって窮地に立たされていた京都、、、だけど自分たちで直接力を合わせて復興させた京都の街!!!
だからこそ、それぞれの地域が、うちの地域が一番や!と自負心を持ち、その誇りを祠の飾りに表し競い合うようになったのが祇園祭の始まりなのだとかー
500年も続いてる祇園祭。
すごいよなぁ500年も…
わぁー当時の京都の雰囲気が分かるー!というよりこのミニチュア作った方に脱帽。
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これを見て思い出した
そういえば韓国の方に、
「昨日百貨店で着物売ってるの見たけと30万円もしてたよ!そんなに高いなんてビックリだよー」
と言われたのですが
いやいや着物は何百万するのもあるから!!!
高すぎて成人式とかほとんど親から譲り受けたものもしくはレンタルやからー!と反論しました、、
わたしのひぃおばぁちゃんの時代は着物が財産で、戦後お金がない時に大切な大切な着物を一着づつ売っていたそうな 涙
天気のいい日には部屋の中で帯を何本も陰干ししていたそうな 、、
話は飛びますが、ここの自動販売機の売り上げの一部は京町屋再生の費用に基金として貢献されるそうです。
再生事業というと、
大阪市では何十年も放置されている危険空き家の対処に力を入れている、
京都市では危険空き家というよりは何百年も経っている京町屋の保全に力を入れているという印象を受けました。
京都市では京町屋がどんどん減っていていて、それでも現在4万家屋、そのうち5000家屋は空き家だそうです。
当時の建物が完全に崩れてしまうと、今の建築法では全く同じ建物は違反建築物となってしまって建てられないんですね〜。
だから頑張って保全!
あの鴨居の低い、木の格子の玄関!
日本の風情を守ってくれる昔の家屋は無くなって欲しくないですね♫