韓国では、日帝時代(韓国植民地時代)に日本語を強要していた影響で、まだ日本語がちらほら生活の中に残っています。
一時、日本語を全部無くしてしまおう!!
という運動で、だいぶん公には使われなくなったのですが、それでもお年寄りの方たちは普通に使ってるし、若い子の間でもスラングのように使われているのをよく耳にします(*´꒳`*)
でも一般的ではなく、あまり良くないイメージで使われます…。
釜山のイカツイ男性が釜山の方言で使ってるイメージ 笑
例えば
나와바리なわばり(縄張り)
사라さら(お皿)
히야시冷やし(冷たくすること)
후까시ふかし(バイクをふかすことから転じて、大口を叩いたり、虚勢を張ることを指す)
야메やめ(闇で、してはいけないことを裏ですること)
꾸사리くさり(腐り、腐敗することから転じて、人の言動を馬鹿にすること)
시마이하다しまいする(終わりにする)
시다바리 したばり(下張り、パシリ)
오야붕おやぶん(親分)
などなど…
でもあたしが会話の中で冗談で使うと、だいたいがププッと笑われます…笑
あ〜そっか、これって日本語なんだったっけププっというように(@_@)
だからあんまり一般的に女性は使わないんだと思います〜
それからお年寄りとの会話から
카이단かいだん(階段)
사시코미さしこみ(コンセント)
삐까삐까ぴかぴか(ピカピカ)
스메끼리すめきり(爪切り)
바께스バケス(バケツ)
왔다리갔다리わったりかったり(行ったり来たりのこと。直接の意味は来たり行ったりで、韓国語で"来た"が왔다(わった と発音)、"行った"が갔다(かった と発音)なので、わったりかったりとなる)
なども聞いたことがあります 笑
他にも一般的に、
앗싸리하다 あっさり(味があっさりしている)
잇빠이 いっぱい
소데나시そでなし(袖なし、ノースリーブ)
만땅まんたん(満タン)
이지메いじめ(苛め)
무대뽀むでっぽ(無鉄砲)
기스きす(傷)
쇼부しょぶ(勝負)
빵쿠ぱんく(パンク)
などもよく使います〜
そして今まで韓国の人たちとお話ししたり、テレビを見ている中で気付いたのですが、専門分野ではその専門の人たちだけが分かる日本語がまだ使われていること!!
例えば、音楽をやってる人にしか分からないような日本語で、
싸비さび(サビ、歌のメインメロディーの部分)
꾸세くせ(歌う時の癖)
などが使われているのを聞いたことがあります(@_@)
それから新聞記者さんの通訳をした時におっしゃっていたのが、新人が記事のネタの為に事件を調べに警察を廻ることを、사츠마와리さつまわりと言うそうです。笑
もっともっと私の知らない韓国化された日本語がたくさんあるんだろうなぁ〜✨
まぁ本当に日帝時代を生きてらっしゃったおじぃちゃんおばぁちゃんは日本語普通に喋れたりするんですけどね…
以前韓国ソウルの성수동ソンスドンに住んでた頃の大家さんは、私に会うたびに、
카이단 아갓따리 사갓따리 かいだん あがったり さがったり
といつも言ってらっしゃいました…
覚えている日本語がそれだけだと 笑
どうゆうシチュエーションで聞いたらその日本語だけが記憶に残るんだろう 笑
今日も一日中雨です…
洗濯物がぁぁぁm(__)m